The Boy Next Door / ビル・エヴァンス【昼、コーヒー、音楽】

コーヒーと音楽

昼下がり、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

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The Boy Next Door(ボーイ・ネクスト・ドア) / ビル・エヴァンス

1961年レコーディング、2011年リリース、『Explorations』に収録
ビル・エヴァンス(p)
スコット・ラファロ(b)
ポール・モチアン(ds)


んな、『GIRL NEXT DOOR』みたいな!(AVEXの3人組グループ)

懐かしの名前が思い浮かびましたが、それもそのはず。今回紹介する曲の名前は『The Boy Next Door』。ニアミスなんです。年代から見ても、もちろんこちらの方が古く、1944年に公開された『若草の頃』という映画の劇中歌だったようです。ハリウッド女優、ジュディ・ガーランドが歌っていて、歌詞は「隣に住んでいる彼が好きだわ。でも彼は私のことなんて知らないの。でも好きなの。私のことを知ることもないのに〜♪」というような感じでした。

この曲はジャズ・スタンダードになっていて、サラ・ヴォーンやジョニー・グリフィンといったミュージシャンがカバーしています。今回はビル・エヴァンス・トリオの演奏をピックアップしました。ビル・エヴァンス・トリオの初期メンの演奏です。この時のメンバーは黄金トリオなんて言われていたりします。

上記のリリース年月が2011年になっているのは、1961年のLP発売当時には『The Boy Next Door』は入っていなかったからなんです。のちにCDとして再販するときにボーナス・トラックとして収録されることになったんです。

LPとは、ロング・プレイの略で、直径12インチ(30cm)の円盤レコードのことです。片面あたり約30分収録でき、当時としては長時間録音できることからLP盤と言われました。それでも、収録時間の関係上お蔵入りしてしまうことがあり、今回のような幻の録音が生まれるわけですね。

(P.N. ズワイガニ)

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