朝、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
Tanya(ターニャ) / デクスター・ゴードン
1964年レコーディング、1965年リリース、『One Flight Up』に収録
デクスター・ゴードン(ts)
ドナルド・バード(tp)
ケニー・ドリュー(p)
ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン(b)
アート・テイラー(ds)
デクスター・ゴードンの『Tanya』はアルバム『One Flight Up』に収録された楽曲です。アルバムは、1964年6月2日にパリのCBSスタジオで録音され、翌年の1965年にブルーノート・レコードからリリースされました。
このセッションは、デクスター・ゴードンがヨーロッパに移住した後の録音なんです。デクスター・ゴードン(テナーサックス)、ドナルド・バード(トランペット)、ニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセン(ベース)、ケニー・ドリュー(ピアノ)、アート・テイラー(ドラムス)とヨーロッパでのセッションらしいメンツになっています。
ケニー・ドリューは、ひと足さきにヨーロッパに移り、デンマーク人であるニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセンと度々共演していたりします。
さて、『Tanya』は、トランペットのドナルド・バードが作曲した楽曲です。18分以上に及ぶ大作で、アルバムのA面全体を占めています。ミディアム・テンポの中、ソロ・パートの時間が十分に与えられていて、ゆとりのあるソロを堪能することができます。リズム隊もかっこいいので聴きどころとして欲しいですね。
(P.N. ズワイガニ)
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