ブルー・ボッサ / ジョー・ヘンダーソン【朝、コーヒー、音楽】

コーヒーと音楽

朝、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

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Blue Bossa(ブルー・ボッサ) / ジョー・ヘンダーソン

1963年レコーディング、同年リリース、『Page One』に収録
ジョー・ヘンダーソン(ts)
ケニー・ドーハム(tp)
マッコイ・タイナー(p)

ブッチ・ウォーレン(b)
ピート・ラロカ(ds)


ジョー・ヘンダーソンの『ブルー・ボッサ』は、1963年にリリースされたアルバム『Page One』に収録されています。このアルバムは、ジョー・ヘンダーソンの初リーダー作にして彼の代表的な作品なんです。個人的には、アルバム・ジャケットも印象的なんですよね。奥の方でジョー・ヘンダーソンが壁にもたれているもんだから、すっごいスペース空いてるの。構図に癖出してます。もたれ方も絶妙に良き。フォントの色使いも好き。

アルバムの楽曲は、ジョー・ヘンダーソンかトランペットのケニー・ドーハムによって書かれていて、『ブルー・ボッサ』は、ケニー・ドーハムによって書かれた曲です。ドーハムが1961年にリオデジャネイロ・ジャズ・フェスティバルを訪れた際に影響を受けて作曲したと言われています。このアルバムで初出となっているので、ジョー・ヘンダーソンに楽曲を提供したわけですね。

この曲は、タイトルからも分かるように、ボサ・ノヴァの要素を取り入れたハード・バップの曲です。ボサ・ノヴァ特有のリズムとジャズの自由なアプローチが見事に融合し、リラックスした雰囲気の中に即興のスリルが感じられるボーダーレスなサウンドを確立しています。曲の構造はシンプルでありながら、即興演奏に多くの余地を残しているため、多くのジャズ・ミュージシャンに愛されています​。やっぱり名曲は耳に残るよね〜。

(P.N. ズワイガニ)

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