朝、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
Waltz for Debby(ワルツ・フォー・デビイ) / ラルフ・タウナー
1991-1992年レコーディング、1992年リリース、『Open Letter』に収録
ラルフ・タウナー(g)
ピーター・アースキン(ds)
ラルフ・タウナーは、クラシック・ギターと12弦ギターを駆使した独自のスタイルを持っています。さらに、ピアノやトランペット、シンセサイザー、パーカッションなども演奏するマルチ奏者としても知られています。
室内楽的なジャズを展開するグループ「オレゴン」のリーダーとしても活躍し、ECMレーベルとの長年にわたる関係により、静謐で洗練された音世界を築き上げてきました。
さて、タウナーは、1992年にアルバム『Open Letter』をECMレコードからリリースしました。このアルバムに、ビル・エヴァンスの名曲『Waltz for Debby』のカヴァーが収録されています。
ギターとドラムのデュオで、ドラムには元ウェザー・リポートのピーター・アースキンが参加しています。原曲のピアノ・トリオ編成とは異なり、タウナーならではの透明感のあるサウンドが加わり、また違った味わいがあります。
(P.N. ズワイガニ)
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