朝、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
朝焼け(Live at Chuo Kaikan Hall, Tokyo, Feb.1982) / カシオペア
1982年ライブ、同年リリース、『MINT JAMS』に収録
野呂一生(g)
向谷実(key)
櫻井哲夫(b)
神保彰(ds)
日本のフュージョン・バンドの巨頭、カシオペア。音楽的にはジャズではないが、メンバー入れ替えが多いのはジャズっぽい?笑 そんな中でこの曲は初期の名曲となるのだが、今回はライヴ録音のヴァージョンを紹介したい。
このアルバムは、当時の所属レコードであるアルファ・レコードのヨーロッパ進出のため企画されたものだ。最初は既存の楽曲のベスト・セレクション的なアルバムになる予定だったが、ライヴを観た担当者が「ライヴの素晴らしさとスタジオの緻密さが合わさった作品を作れないか」と提案して実現した企画なのである。その結果、ホールでのライヴ収録を行なった音源にスタジオ・ワークを加えることで、ライヴとスタジオをフュージョンさせた作品が完成したわけだ。そう、フュージョン・バンドだけにね!
ちなみにカシオペアのバンド名は、野呂一生のお母さんの「星座の名前なんてどう?」この一言で決まったそうだ。
(P.N. ズワイガニ)
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