Blessed Feet / トルド・グスタフセン・トリオ【夜、コーヒー、音楽】

コーヒーと音楽

夜、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

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Blessed Feet(ブレスド・フィート) / トルド・グスタフセン・トリオ

2006年レコーディング、2007年リリース、『Being There』に収録
トルド・グスタフセン(p)
ハラルド・ヨンセン(b)
ヤーレ・ヴェスペスタ(ds)


トルド・グスタフセン・トリオの『Blessed Feet』です。この曲は、2007年にリリースされたアルバム『Being There』に収録されています。

トルド・グスタフセンは、ノルウェー出身のピアニストです。彼の音楽は、抑制や自制がキー・ポイントになっている演奏家なのではないでしょうか。

トルド・グスタフセン・トリオは、ピアノ、ベース、ドラムのいわゆるピアノ・トリオのフォーマットで構成されています。繊細な表現力を持ち、メロディーは美しく、楽器同士の対話が非常に洗練されているバンドです。『Blessed Feet』でもそれが感じられると思います。

この楽曲は、慎重でありながら、決して揺らぐことのない”足取り”が感じられるような演奏となっています。”Feet”だけにね。すみません。

終始音と間を丁寧に使って進行され、感情を抑えたような演奏は、「現在いう時に存在し、その瞬間の全てを感じ、たっぷり焦点を当てた」というアルバムのコンセプトを聴き手に感じさせるものとなっています。

(P.N. ズワイガニ)

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