Four on Six / ウェス・モンゴメリー【夜、コーヒー、音楽】

コーヒーと音楽

夜、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

スポンサーリンク

Four on Six(フォー・オン・シックス) / ウェス・モンゴメリー

1960年レコーディング、同年リリース、『The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery』に収録
ウェス・モンゴメリー(g)
トミー・フラナガン(p)
パーシー・ヒース(b)
アルバート・ヒース(ds)


ウェス・モンゴメリーの『Four on Six』は、1960年にリリースされたアルバム『The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery』に収録されています。

この楽曲は、ジョージ・ガーシュウィンの『Summertime』のコード進行を基に、モンゴメリーが独自のリハーモナイズを施して作曲されました。 ​コントラファクトという手法ですね。

コントラファクトとは?【かんたん用語解説】
どうも、ズワイガニです。前回の記事でコントラファクトについて触れています。ですので、今回はコントラファクトについて解説したいと思います!コントラファクトとはコントラファクト(Contrafact)は、既存のコード進行やハーモニーを基に、新し...

タイトルの『Four on Six』は、ギターの6本の弦に対して4本の指を使うことを示唆していると言われています。​

演奏では、モンゴメリーの親指を使った温かみのある音色(モンゴメリーはピックを使わず親指を使ってピッキングをしている)と、2本の指を使って、ルート音と1オクターブ離れた音を同時に弾くオクターブ奏法を聴くことができます。​トミー・フラナガン(ピアノ)、パーシー・ヒース(ベース)、アルバート・ヒース(ドラム)といった名手たちとの共演も魅力的。

『Four on Six』は、ジャズ・ギタリストにとって定番曲となっており、多くのギタリストによってカヴァーされている曲なんですね。 ​

(P.N. ズワイガニ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました