シルエット / ケニー・G【夜、コーヒー、音楽】

コーヒーと音楽

夜、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

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Silhouette(シルエット) / ケニー・G

1988年リリース、『Silhouette』に収録
ケニー・G(ss)
ウォルター・アファナシェフ(key)
ヴァイル・ジョンソン(b)
ピーター・ブネッタ(ds)


スムース・ジャズの第一人者とされるケニー・G。スムース・ジャズとは、1970年代後半から1980年代にかけてアメリカで誕生した音楽ジャンルで、伝統的なジャズに比べてよりメロディアスで聴きやすいスタイルが特徴です。フュージョンやポップ、R&B、ファンクなどの要素を取り入れ、リラックスした雰囲気を持つ曲が多いです。ポップス性の高い彼の音楽は、しばしばジャズかジャズじゃないか論争に巻き込まれることが多かったようです。私はジャンルに縛られてしまうとどうしても閉鎖的になってしまうと思っているので、ジャンルのカテゴライズはどうでもよくて(境界が分からないのもあるんですけど笑)、どこから派生してできた音楽なのか分かっておけば踏み外さないのかなと考えています。つまり、大手CDショップのジャズ・コーナーの適当な割り振りぐらい緩く考えていたりします(笑)

ケニー・Gはソプラノ・サックスをメインで吹いていますが、アルト・サックス、テナー・サックス、シンセサイザー、ウインドシンセサイザーなどなんでもできるマルチ奏者。楽曲はリバーブが絶妙に効いていて神秘的な雰囲気だったりどこか都会的な雰囲気を醸し出している感じがします。『シルエット』は、前作大ヒットした『デュオトーンズ』で完成させたサウンドをさらに進化させ、自身のスタイルを確立した作品と言われています。

ちなみになんですけど、ジョジョ3部にケニーGというキャラが出てきます。ティナー・サックスというスタンドを使います。ジャズ畑の名前でいうと、6部のウェザー・リポートはすぐ思い出せるのですが、ケニーGは戦闘にならずにやられて地味なので忘れがちなんです。はい、伝えたいことは以上です。

(P.N. ズワイガニ)

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