昼下がり、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
Isfahan(イスファハーン) / デューク・エリントン・アンド・ヒズ・フェイマス・オーケストラ
1966年レコーディング、1967年リリース、『Far East Suit』に収録
デューク・エリントン(p)
マーサー・エリントン(tp,fhr)
ハービー・ジョーンズ(tp,fhr)
キャット・アンダーソン(tp)
クーティ・ウィリアムス(tp)
ローレンス・ブラウン(tb)
バスター・クーパー(tb)
チャック・コナーズ(btb)
ジョニー・ホッジス(as)
ラッセル・プロコープ(as,cl)
ジミー・ハミルトン(ts,cl)
ポール・ゴンザルヴェス(ts)
ハリー・カーネイ(bs)
ジョン・ラム(b)
ルーファス・ジョーンズ(ds)
静かな午後に少しエキゾチックな雰囲気を。
ということで、異国情緒あふれるメロディーが特徴な『Isfahan』を紹介します。Isfahan(イスファハーン)とは、古くから政治・文化・交通の拠点となっているイランの都市だそうです。全然知らなかった。
この曲は、デューク・エリントンとビリー・ストレイホーンの共同名義で作られました。ビリー・ストレイホーンは『A列車で行こう』を作曲した人ですね。デューク・エリントンとは、ピアニスト兼作編曲家として長くコンビを組んでいた間柄でした。『A列車で行こう』もデュークがストレイホーンにオーダーして作った曲なんです。
デューク・エリントンはピアニストであり、偉大なビッグ・バンドのリーダーとして名を残しています。共同名義で曲を作っていると先ほど言いましたが、効率の良い曲の作り方をしているとかそういうレベルじゃないんですよ。世に送り出した楽曲が2000曲以上あるんです。どんだけ〜!!!・・・すみません、IKKOさん出ちゃいました。
『Isfahan』は「極東」をテーマにしたコンセプト・アルバム『Far East Suite』に収録されています。『Isfahan』は1963年には作曲されていたんです。当初は「エルフ」という曲名だったんですけど、エリントン楽団が世界ツアーでイランに行ったことで、タイトルが変わったのではないかと思われまする。
(P.N. ズワイガニ)
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