昼下がり、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
1960 What? / グレゴリー・ポーター
2009年レコーディング、2010年リリース、『Water』に収録
グレゴリー・ポーター(vo)
メルヴィン・ヴァインズ(tp)
カーティス・テイラー(tp)
カフェレ・バンデレ(tp)
ロバート・ストリンガー(tb)
佐藤洋祐(as)
チップ・クロフォード(p)
アーロン・ジェームズ(b)
エマニュエル・ハロルド(ds)
グラミー賞歌手、グレゴリー・ポーター。グラミー賞のベスト・ジャズ・ボーカル・アルバムを受賞したのは3枚目のアルバム『リキッド・スピリット』であるが、『1960 What?』が収録されているデビュー・アルバム『Water』もベスト・ジャズ・ボーカル・アルバムにノミネートされている。
『1960 What?』は、1960年代に起こったデトロイトの黒人暴動やキング牧師暗殺を題材にしたオリジナル曲だ。題材から社会の不公平や不正に対して抗議するプロテスト・ソングであることが分かる。12分を超える曲なのだが、その力強さと切迫感に聴き入ってしまうことだろう。
(P.N. ズワイガニ)
コメント