サテン・ドール / マッコイ・タイナー【朝、コーヒー、音楽】

コーヒーと音楽

朝、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

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Satin Doll(サテン・ドール) / マッコイ・タイナー

1963年レコーディング、同年リリース、『Nights of Ballads & Blues』に収録
マッコイ・タイナー(p)
スティーヴ・デイヴィス(b)

レックス・ハンフリーズ(ds)


『サテン・ドール』は、デューク・エリントンとビリー・ストレイホーンによって作曲されたジャズのスタンダード・ナンバーです。この作曲コンビ、以前も紹介したような・・・。

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今回、マッコイ・タイナーの演奏する『サテン・ドール』を紹介したいのですが、マッコイ・タイナーはこの曲を二度アルバムに収録しているんです。1963年にリリースしたバラードのアルバム『Nights of Ballads & Blues』と1965年にリリースしたデューク・エリントンの楽曲をカヴァーしたアルバム『McCoy Tyner Plays Elington』です。今回は、前者を紹介させていただきました。こちらのヴァージョンの方がオシャレで心地良い雰囲気で好きなんです。

ベースにはスティーヴ・デイヴィス、ドラムにはレックス・ハンフリーズが参加しています。マッコイ・タイナーは、ジョンコルレーンのカルテットで活躍しましたが、スティーヴ・デイヴィスも短期間在籍していたんです。時期的には『マイ・フェイヴァリット・シングス』が吹き込まれたあたりです。レックス・ハンフリーズもまた、ジョン・コルトレーンの『ジャイアント・ステップス』のレコーディングに参加していたんです。このヴァージョンは当時未発売テイクとなっていましたが、後年に別ヴァージョンとして発売され、日の目を見ています。メンバー全員がコルトレーンと縁があったんですね。

(P.N. ズワイガニ)

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