朝、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
Jordu(ジョードゥ) / デューク・ジョーダン
1973年レコーディング、1974年リリース、『Flight to Denmark』に収録
デューク・ジョーダン(p)
マッズ・ヴィンディング(b)
エド・シグペン(ds)
デューク・ジョーダンは、ビ・バップ時代に活躍したピアニストです。アルバム『Flight to Denmark』は、デューク・ジョーダンがデンマークに移住した後の作品で、1973年11月25日と12月2日にデンマークのコペンハーゲンにあるサウンド・トラック・スタジオで録音され、1974年にスティープルチェイス・レーベルからリリースされました。
その中の『Jordu』は、CD版のボーナス・トラックとして収録されることになった楽曲です。この曲は、ハード・バップのスタンダード・ナンバーとしてクリフォード・ブラウンとマックス・ローチの双頭クインテットによる演奏が有名ですが、作曲したのはデューク・ジョーダンなんです。曲名は、自分の名前のようで、「Duke Jordan」を「Jordan Duke」に順番を変えて、それぞれの頭の部分をくっつけて「Jordu」になるという感じですね。
さて、デューク・ジョーダンの『Jordu』は、ピアノ・トリオの編成で演奏しています。デューク・ジョーダンの軽快なピアノ・リフに乗せて、マッズ・ヴィンディングとエド・シグペンが絶妙なリズム・セクションを提供して、それにより深みと躍動感を感じますね。
(P.N. ズワイガニ)
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