ミスティ / エロール・ガーナー【朝、コーヒー、音楽】

コーヒーと音楽

朝、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

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Misty(ミスティ) / エロール・ガーナー

1954年レコーディング、1955年リリース、『Contrasts』に収録
エロール・ガーナー(p)
ワイアット・ルーサー(b)
ユージン・ファッツ・ハード(ds)


『ミスティ』はゆったりしたピアノ・バラードです。朝、といっても早朝とか夜明けとかに聴くと気持ち良いですね。雨の日でも雰囲気出ますね。この曲は私が免許取りたての頃に「ジャズってよく分からないけど聴いてみたいな〜」って思って買ったドライビング・ジャズみたいなオムニバスのアルバムに入っていてすごく印象に残っているんですよ。ビッグ・バンド・アレンジで他にも『テイク・ファイヴ』とか『イパネマの娘』とか入っていた気がします。あれなんのアルバムだったんだろ?(笑)

エロール・ガーナーは楽譜が読めなかったんですね。飛行機の中で『ミスティ』のメロディを思いついたんですけど、楽譜が読めないので譜面に起こすことができなかったんです。なので、口ずさんだり、膝をピアノに見立てたりして、忘れないように忘れなように帰ってきたそうなんです。忘れなくてよかったですね。

この曲は『コントラスト』というアルバムの10曲目に入っていたんです。4年後の1959年にジョニー・マティスというポピュラー歌手がポップス・アレンジした歌モノとして『ミスティ』をカバーしたんですよ。それが大ヒットして、ジャズのスタンダード・ナンバーになるんです。

(P.N. ズワイガニ)

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