夜、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
Fallen Feathers(フォールン・フェザーズ) / キャノンボール・アダレイ
1955年レコーディング、同年リリース、『Julian “Cannonball” Adderley』に収録
キャノンボール・アダレイ(as)
ジェローム・リチャードソン(ts)
セシル・ペイン(bs)
ナット・アダレイ(cor)
J・J・ジョンソン(tb)
ジョン・ウィリアムス(p)
ポール・チェンバース(b)
マックス・ローチ(ds)
キャノンボール・アダレイの『Fallen Feathers』は、2作目のリーダー作『Julian ”Cannonball” Adderley』に収録されています。編曲は、マイケル・ジャクソンのスリラーをプロデュースしたクインシー・ジョーンズが担当しています。このアルバムは、キャノンボール・アダレイのキャリアの出発点としても意義深く、彼のその後の活躍を予感させる内容となっています。
このアルバム、編成がオクテット(8重奏団)なんですよね。たくさんいても、主役はあくまでキャノンボール。ソロの時間をたっぷりと与えられています。演奏に厚みを持たせるための構成だったのだと思います。
アルバムの中でも個人的に『Fallen Feathers』がお気に入りなんです。メロディが耳に残るんですよね。テンポもゆったりとしていて、少し哀愁が漂うような雰囲気とキャノンボールの歌心のあるアドリブが心地良いんです。
(P.N. ズワイガニ)
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