夜、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
Galatea’s Guitar(ガラテアズ・ギター) / ガボール・ザボ
1968年レコーディング、同年リリース、『Dreams』に収録
ガボール・ザボ(g)
ジム・スチュワート(g)
ジョージ・リッチ(cello)
ブルックス・ティロットソン(hr)
レイ・アロンジ(hr)
トニー・ミランダ(hr)
ハル・ゴードン(per,conga)
ゲイリー・マクファーランド(p)
ユリウス・シャクター(vl)
ルイス・カボック(b)
ジム・ケルトナー(ds)
ガボール・ザボは、1960年代から1970年代にかけて活躍したハンガリー出身のギタリストで、彼の作品はジャズ、ロック、フォーク、そしてハンガリーの民族音楽を融合させた独自のスタイルで知られています。
『Galatea’s Guitar』は、1968年にリリースされたアルバム『Dreams』に収録されています。アルバムのジャケットかっこいいですね。
『Galatea’s Guitar』は、サイケデリックというかエキゾチックな印象があり、それをリズム・セクションが効果的に演出しています。大人数の編成なのに、スタイリッシュにまとまっていてすごいですね。ザボのギターは、フラメンコやハンガリー民族音楽が取り入れられていて、独特の深みを感じます。
『Galatea’s Guitar』というタイトルの「ガラテア」は、彫刻家のピグマリオンが作り上げた女性の彫刻です。彫刻であった彼女は、ピグマリオンの祈りに答えたアフロディーテによって命を吹き込まれます。というギリシャ神話に出てくる女性のことでしょう。
(P.N. ズワイガニ)
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