Quiet Fire / ジョージ・ケイブルス【夜、コーヒー、音楽】

コーヒーと音楽

夜、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

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Quiet Fire(クワイエット・ファイア) / ジョージ・ケイブルス

1975年リリース、『Why Not』に収録
ジョージ・ケイブルス(p)
トニー・デュマス(b)
カール・バーネット(ds)


ジョージ・ケイブルスの『Quiet Fire』は、1975年にリリースされたアルバム『Why Not』に収録された楽曲です。このアルバムは、ケイブルスの初リーダー作であり、トニー・デュマス(ベース)とカール・バーネット(ドラムス)とのトリオ編成でレコーディングされました。

ケイブルスは、舞台芸術高校やマネス音楽大学で学び、18歳でジャズ・サマリタンズを結成。このバンドには、ビリー・コブハムやスティーヴ・グロスマン、クリント・ヒューストンといったミュージシャンが在籍していました。1970年代には、アート・ブレイキー、ソニー・ロリンズ、ジョー・ヘンダーソンらと共演し、頭角を現しました。彼のピアノ・スタイルは、セロニアス・モンクやハービー・ハンコックから影響を受けていると言われています。

『Quiet Fire』は、ケイブルスのハーモニー感覚と流れるようなメロディ・ラインが特徴の楽曲です。タイトルの「静かなる炎」が示すように、内に秘めた情熱が感じられ、繊細なタッチが音楽に深みを与えています。いや、この炎、結構燃えている気がするけども(笑)フレージングにはクラシックの影響も感じられ、リリカルな旋律が心地よく広がります。

(P.N. ズワイガニ)

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