どうも、ズワイガニです。
ジャズをベースとして多彩な音楽を手がけているハービー・ハンコック。
今回は、ジャズ・ロックの先駆けとなった彼の名曲『ウォーターメロン・マン』を紹介します。
Takin’ Off(テイキン・オフ)
『ウォーターメロン・マン』は、1962年にリリースされたハンコックのデビュー作『テイキン・オフ』の1曲目に収録されています。
レコーディング:1962年5月
レコーディング・メンバーは以下になります。
- ハービー・ハンコック(p)
- フレディ・ハバード(tp)
- デクスター・ゴードン(ts)
- ブッチ・ウォーレン(b)
- ビリー・ヒギンス(ds)
ハンコックがマイルス・バンドに加入するのが63年ですから、デビュー作からいきなりヒットをかましているわけですね!(笑)
Watermelon Man(ウォーターメロン・マン)
ハービー・ハンコックのデビュー作『テイキン・オフ』の1曲目、『ウォーターメロン・マン』。
この曲は、ハンコックが地元シカゴでよく耳にしていたスイカ売りの掛け声にゴスペルの要素を取り入れて作った16小節形式の曲です。
ジャズ・ロックのパイオニア的な曲と言われています。
ジャズ・ロックとは、ジャズにロックのテイストを織り交ぜたジャンルです。
ジャズ・ロックのパイオニア的な曲は、この曲とリー・モーガンの『ザ・サイドワインダー』が挙げられます。
しったかJAZZ博士
時系列としては、『ザ・サイドワインダー』がレコーディングされたのは、『ウォーターメロン・マン』のリリースから1年半後なのじゃ。
ブルーノートが『ウォーターメロン・マン』をリリースして、ジャズ・ロックいけるぞ!となって、『ザ・サイドワインダー』をリリースした節がありそうじゃな。
『ヘッド・ハンターズ』でセルフ・カヴァー
のちにハンコックは、1973年に『ヘッド・ハンターズ』というアルバムで、『ウォーターメロン・マン』をジャズ・ファンクとして再発表しています。
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