ジャズの名曲『A列車で行こう』を聴く。【4コマ漫画付き記事】

JAZZあれこれ

ここはとある町の喫茶店。

レコードを聴きながら今日もマスターはつぶやく。

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【4コマ漫画】喫茶店マスターのつぶやき1

『A列車で行こう』の解説

『A列車で行こう(Take the ”A” Train)』は、デューク・エリントン・オーケストラの象徴的なテーマ曲です。タイトルには、「ジャズを楽しめるハーレムに行くなら、速く行ける A種別の電車(8番街急行)にお乗りなさい」という意味が込められています。

この曲は、デューク・エリントン楽団のピアニスト兼作編曲者であるビリー・ストレイホーンによって作曲されました。1941年に同楽団よりリリースされ、大ヒットを記録し、エリントンが名声を高める上で非常に重要な役割を果たしました。以来多くのジャズ・ミュージシャンにカヴァーされ続けてきました。シンプルな構成と独特のスウィング・ビートが魅力で、演奏者によって様々な解釈が施されており、ジャズ・スタンダードとしてジャズ・ファンに愛されてきました。また、吹奏楽で使われたり、メディア露出も多い楽曲であるため、ジャズ・ファンのみならず幅広く愛されている名曲です。

この曲は、スウィング感とエレガントなメロディ・ラインが特徴で、冒頭のキャッチーなメロディや特徴的なリズムは、ニューヨークの地下鉄、A列車に乗ってハーレムに向かう様子を表現しており、聴くだけでニューヨークのダイナミックな街並みが浮かんでくるようで、当時のジャズ・シーンを象徴する曲としても知られています。

4コマ作者

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商業誌での受賞経験あり。
約1年間Web連載の漫画原作(ネーム担当)経験あり。
2019年よりフリーで活動中。
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