朝、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
If I Were a Bell / マイルス・デイヴィス
1956年レコーディング、1958年リリース、『Relaxin’ with the Miles Davis Quintet』に収録
マイルス・デイヴィス(tp)
ジョン・コルトレーン(ts)
レッド・ガーランド(p)
ポール・チェンバース(b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)
『If I Were a Bell』は、もともと1950年のミュージカル『Guys and Dolls』で使用された楽曲で、主人公サラが恋に落ちた喜びを歌う場面で披露されました。
マイルス・デイヴィス・クインテットはこの曲を1956年のアルバム『Relaxin’ with the Miles Davis Quintet』で取り上げました。アルバム4枚分をたったの2日でレコーディングしたマラソン・セッションのうちの1枚ですね。
【プレスティッジ4部作】マイルス・デイヴィスのマラソン・セッションとは?
どうも、ズワイガニです。マイルス・デイヴィスが1956年にレコード会社、プレスティッジとの契約を満了させるために、たったの2日間でアルバム4枚分を録音するという出来事がありました。このときのアルバム4部作がマラソン・セッションと言われていま...
レコーディングでは、ジョン・コルトレーン(テナーサックス)、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)と当時のレギュラー・バンドのメンバーが揃っていました。
マイルスの『If I Were a Bell』は、軽やかでリラックスしたテンポが特徴です。マイルスのトランペットの柔らかさに加え、ポール・チェンバースのベース・ラインとフィリー・ジョー・ジョーンズの繊細なドラム・ワークが全体を支え、楽曲をさらに引き立てています。レッド・ガーランドの流れるようなピアノ・ソロも聴きどころのひとつですよ。
(P.N. ズワイガニ)
コメント