夜、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?
※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。
Maputo(マプート) / ボブ・ジェイムス & デヴィッド・サンボーン
1986年リリース、『Double Vision』に収録
ボブ・ジェイムス(key)
デヴィッド・サンボーン(as)
ポール・ジャクソン・ジュニア(g)
マーカス・ミラー(b)
スティーヴ・ガッド(ds)
パウリーニョ・ダ・コスタ(per)
ボブ・ジェイムスとデヴィッド・サンボーンのコラボレーション・アルバムから『Maputo』です。Maputo(マプート)とは、モザンビークの首都です。ってモザンビークも分かんないや(笑)モザンビークはアフリカ大陸の東南に位置したインド洋に面している国です。マダガスカルの真横にある国って言った方が分かりやすいかも。マプートはインド洋に面しているので、かつては金の積み出し港として栄えたらしいです。
この曲を作ったのが、レコーディングにも参加しているマーカス・ミラー。マイケル・ジャクソン、マライア・キャリー、ビヨンセといった世界的なスターのレコーディングに参加していたりするベーシストです。この曲は、なかなか夜に合う色っぽい曲でしょ。
メインを張っているボブ・ジェイムスとデヴィッド・サンボーンは、どちらもフュージョン界の巨人です。ボブ・ジェイムスの代表曲にはアメリカの人気テレビ・コメディ・ドラマ『タクシー』のテーマ曲『Angela』などがあり、彼の楽曲は度々ヒップホップのサンプリングに使われています。デヴィッド・サンボーンは、多くのリーダー作を残していますが、スタジオ・ミュージシャンとしても活躍し、スティービー・ワンダーをはじめ多くの一流ミュージシャンのアルバムに参加しています。彼の演奏にはとても歌心があり、「泣きのサンボーン」と言われていました。
他にもチック・コリアやエリック・クラプトンと共演経験のあるスティーヴ・ガッドがいたり、この曲はフュージョン界の猛者たちの共演と相成っています。
(P.N. ズワイガニ)
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