ブルー・トレイン / ジョン・コルトレーン【夜、コーヒー、音楽】

コーヒーと音楽

夜、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

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Blue Train(ブルー・トレイン) / ジョン・コルトレーン

1957年レコーディング、同年リリース、『Blue Train』に収録
ジョン・コルトレーン(ts)
リー・モーガン(tp)
カーティス・フラー(tb)
ケニー・ドリュー(p)
ポール・チェンバース(b)
フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)


ブルー・トレイン、この曲は私の好きなジャズ曲で打線を組んだら5番か6番に入ると思います(笑)テナー・サックス、トランペット、トロンボーンの3管編成で、ジョン・コルトレーン、神童と言われたリー・モーガン、トロンボーンの二大巨頭の1人であるカーティス・フラーとフロント陣が豪華ですね。この組み合わせがなんとも好きなんですよね。

ジョン・コルトレーンがブルーノートからリリースした同タイトルのアルバム。このアルバムの少し前にコルトレーンがマイルス・デイヴィスのバンドをクビにされているんです。ドラッグの影響でステージをすっぽかしたりと状態が悪いのが当たり前で、ついにはマイルスに殴られて解雇を言い渡されてしまうんです。

その後、コルトレーンはセロニアス・モンクのバンドで活動しているんですね。セロニアス・モンクはビ・バップのパイオニアであり、独自のスタイルで活躍するピアニストです。この期間でコルトレーンはドラッグを克服して、さらに自信を回復することができました。

このタイミングで制作された『ブルー・トレイン』は精神面でも演奏面でもムキムキマッチョマンになって吹き込んでいる名作なんです。そして、その翌年、再びマイルスのバンドにカムバックすることになります。ムキムキマッチョマン?

(P.N. ズワイガニ)

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