ジャズで聞くフォー・バース、エイト・バースって一体どういう意味?

JAZZあれこれ

どうも、ズワイガニです。

ジャズを聴いているとフォー・バースとかエイト・バースとかいう用語に出くわすことがあります。

今回はそのフォー・バースエイト・バースについてを解説したいと思います。

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フォー・バース、エイト・バースとは?

一通りアドリブ・パートを演奏し終えると、プレイヤー同士が掛け合うような演奏に入ることが多々あるんです。

例えば、サックス・ソロとドラム・ソロ、トランペット・ソロとドラム・ソロなどの組み合わせで交互にアドリブを取り合うのです。

その掛け合い演奏のことをフォー・バースとかエイト・バースとかって言います。

そして、フォー・バース、エイト・バースの違いというのは、それを四小節でやるのか八小節でやるのかの違いです。

※『フォー、エイト』はそのまま数字のことで、『バース』は”小節”を意味しています。

また、必ずしもフォー・バース、エイト・バースで掛け合いをするとは限らないんです。

一小節や二小節の掛け合いもあれば、八小節から四小節に途中で変わる場合もあります。

むしろ小節の数を減らしていった方が盛り上がるので、その方がスタンダードなんだってさ!

ちなみに、短い小節の掛け合いは特には呼び名が無いので、単に「掛け合い」とか「短い掛け合い」とでも呼べば良いらしいよ。

まあ僕ら素人は四とか八とかの短い小節で掛け合いが始まったら「ああ、フォー・バースに入ったんだな」みたいな感じで思っておけば良いんだぞ!(笑)

実際に聴いてみよう♪

では、実際に聴いて体感してみよう♪

ってことで、今回紹介する曲は・・・。

クリフォード・ブラウンさん【CARAVAN】です。

クリフォード・ブラウンは非常に掛け合いが上手かったと聞きましたので、彼の『CARAVAN』をオススメしたいと思います。

クリフォード・ブラウンは『ブラウニー』の愛称で親しまれたトランペット奏者です。

学生時代にディジー・ガレスピーと出会いプロを目指すようになりました。そして、チャーリー・パーカーと共演後、パーカーがアート・ブレイキーに推薦し、リーダー・セッションをこなすようになりました。

のちにクリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテットを結成し自身のバンドを持ちますが、数年後これからという時に25歳の若さで交通事故で亡くなってしまったレジェンドであります。

その翌年、ブラウニーを追悼して『アイ・リメンバー・クリフォード』というバラードが作られ、この曲はトランペット奏者であるリー・モーガンの演奏で現在も広く知られています。

ぜひ聴いてみてくださいね!

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