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メジャー・スケール(長音階)を覚えよう!

座学あれこれ

どうも、ズワイガニです。

楽器を始めたばかりの方が、いざ練習してみようと楽譜を見た時にト音記号の右側にシャープとかフラットが付いていて「なんやこれ?」って思うと思います。

私は思いました。これが音階ってやつで、その中のメジャー・スケール(長音階)ってやつらしいです。

ということで、まずはこれらメジャー・スケール(長音階)に対応するために長調15種類を全部覚えてしまいましょう!

 

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長調の種類

さて、長調は全部で15種類と言いましたが、同じ音の音階が3つあります。

ですので、楽器を始めたばかりの方は12種類の音階を覚える必要があります。

音階にはシャープ系とフラット系があります。

「”#”は半音上がる。」で、「”♭”は半音下がる。」です。

ここで注意して欲しいポイントがあります。

ピアノの黒鍵が半音高い(低い)音だとしたら、「シ-ド」「ミ-ファ」の間にはなぜ黒鍵が無いのでしょうか。

実は、「シ-ド」「ミ-ファ」は半音しか離れていません。

ですので、例えば「ド♭」は「ド」の半音下なので、「シ」になります。

同様に考えて「ミ#」は「ファ」になります。

「ド♭」や「ミ#」なんてややこしく書かずに最初から「シ」や「ファ」で書けば良いじゃん。って思うかもしれません。

それでもこのように表記するのは、元々異なる音で使い分けていたかららしいです。(多分)

また、曲調によっての印象や解釈がしやすくなるからというのもあるのだと思います。

シャープ系は明るい曲調で、フラット系は暗い曲調の印象があります。

その音の印象や解釈を捉えやすくするためにこのように表記しているのかもです。

という前提を踏まえてメジャー・スケールを覚えていきましょう!

調号無し:ハ長調

シャープ系:ト長調、ニ長調、イ長調、ホ長調、ロ長調、嬰ヘ長調、嬰ハ長調

フラット系:ヘ長調、変ロ長調、変ホ長調、変イ長調、変ニ長調、変ト長調、変ハ長調

※ロ長調と変ハ長調、嬰ヘ長調と変ト長調、嬰ハ長調と変ニ長調は同じ音階になります。

 

メジャー・スケールを覚えよう!

早速ですが、以下にメジャー・スケール15種類記載しました!



ハ長調 / C

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド



ト長調 / G

ソ・ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ#・ソ



ニ長調 / D

レ・ミ・ファ#・ソ・ラ・シ・ド#・レ



イ長調 / A

ラ・シ・ド#・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ



ホ長調 / E

ミ・ファ#・ソ#・ラ・シ・ド#・レ#・ミ



ロ長調 / B

シ・ド#・レ#・ミ・ファ#・ソ#・ラ#・シ

※変ハ長調と同じ音階



嬰ヘ長調 / F#

ファ#・ソ#・ラ#・シ・ド#・レ#・ミ#・ファ#

※変ト長調と同じ音階



嬰ハ長調 / C#

ド#・レ#・ミ#・ファ#・ソ#・ラ#・シ#・ド#

※変ニ長調と同じ音階



ヘ長調 / F

ファ・ソ・ラ・シ♭・ド・レ・ミ・ファ



変ロ長調 / B♭

シ♭・ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ・シ♭



変ホ長調 / E♭

ミ♭・ファ・ソ・ラ♭・シ♭・ド・レ・ミ♭



変イ長調 / A♭

ラ♭・シ♭・ド・レ♭・ミ♭・ファ・ソ・ラ♭



変ニ長調 / D♭

レ♭・ミ♭・ファ・ソ♭・ラ♭・シ♭・ド・レ♭

※嬰ハ長調と同じ音階



変ト長調 / G♭

ソ♭・ラ♭・シ♭・ド♭・レ♭・ミ♭・ファ・ソ♭

※嬰ヘ長調と同じ音階



変ハ長調 / C♭

・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド

※ロ長調と同じ音階


 

おわりに

頭で覚えても演奏する際付いていけなさそうなので、体で覚えて、どの音階が来ても対応できるようにしたいですね!

 

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