どうも、ズワイガニです。
シンコペーションって分かりますか?
ジャズのインタビュー本や解説を読んでいると、よく「シンコペーション」という用語を見かけるんですよね。
ということで、今回はシンコペーションについてざっくり覚えていきましょう!ざっくりね!
シンコペーションって何?
さて、シンコペーションについてざっくりと説明すると、「リズムにアクセントをつけて正規のリズム・パターンから外すことによって、印象を強くする手法」だそうです。
なるほど・・・。
って、つまりどういうことだってばよ!

弱拍をあの手この手で強拍に見せることでんねん。
あ!その声は・・・!?
フリー素材の人!!!


お世話になってます〜。
ってか、弱拍をあの手この手で強拍に見せることって言われても意味が分かりまへん!

拍子には強拍と弱拍があるやろ?
例えば4拍子ですと、【強拍・弱拍・中強拍・弱拍】って進むんですよね!

せやで。その時に弱拍の印象を変えることがシンコペーションだと思ってええんちゃうかな!
弱拍を何かしらの方法で強拍に見せるということですね。
そう聞くと、リズム・パターンにシンコペーションを挟むことで印象が変わる気がしてきました!

そうや、手練手管で聴き手にリズムの変化を印象付けるんや!
手練手管て・・・。
シンコペーションのパターンは?
弱拍を強拍に見せることで印象を変えるということは分かりましたが、具体的にどうやって使うのかイマイチ分かりません!

そうやな〜、一番分かりやすいのが、4拍子の2拍目や4拍目みたいな弱拍にそのままアクセントを置いて、強調することやな。

実用的に分かりやすいのは、弱拍から次の小節の強拍までタイ(音符をつなぐ記号)で伸ばすとかやな。例えば、4拍子の4拍目から次の小節の1拍目までタイで伸ばすとするやろ?そうすると、本来4拍目は弱拍やのに強拍に聴こえるんや。
なるほどですね、画像を使わず口頭だけで説明してくるからクッソ分かりづらいですけど、言っていることは分かります!
本来、次の小節の1拍目(強拍)で鳴るはずの音が「フライング」して4拍目で鳴るから、そこにアクセントが移動して強く聴こえるんですね!

まあそんなところやな。
【強拍・弱拍・中強拍・弱拍】
↑4拍子の赤文字の部分あるやろ?
この弱拍から中強拍にかけて伸ばしても同じことが言えるな。

あとは強拍の音の長さよりも、弱拍の音を伸ばすことによっても弱拍が強調されると言えるんやで。
なんか分かってきました!他にはありますか?

強拍に休止を置くことで、次の弱拍は強拍に聴こえるってのもあるかな。
あ、これは分かりやすいですね。1拍休んで音を出すと流石に強調されそうです!

まあ初心者はとりあえずこんなもんでええんやないかな。
これでざっくり分かったやろ?
そうですね!ざっくり理解できたと思います!

シンコペーションは、安定したリズムの中で、いきなり拍がずれたように聴こえるから、インパクトを残したい部分に用いることで、聴き手に印象が伝わりやすくなるんや。曲を通してメリハリを付けたり、意外性を出したりするのがシンコペーションの役割やな!
あ、そうそう、ジャズの場合、意図して音を半拍前にずらして鳴らすとかやってるけど、これもシンコペーションやな。ジャズマンはよくこれを「リズムを食う(アンティシペーション)」って呼んだりするで。
おお、「食う」って言うとなんかプロっぽくてカッコいいですね!最後にまとめてもらって助かります!

ええで、ええんやで。ほんじゃあ、これにて帰らしてもらうわ。
はい!ありがとうございました!
・・・。
ふぅ〜、あの人なんで関西弁やったんやろ。
名曲で体感!シンコペーションのおすすめ曲
そういえば、楽譜を見ていて、小節の頭から始めずに前小節の終わり部分から始まる曲を見かけることがあったのですが、もしかするとあれはシンコペーション(食うリズム)だったのかも?
ジャズでシンコペーションの感覚を掴むなら、この名盤が圧倒的におすすめです!
Bags’ Groove / マイルス・デイヴィス (1957)
ミルト・ジャクソンが作曲したジャズ・スタンダード『バグス・グルーヴ』は、テーマのメロディに分かりやすくシンコペーションが使われているので、感覚を掴みやすいと思います。
マイルス・デイヴィスのトランペットや、ミルト・ジャクソンのヴィブラフォンといったレジェンドたちの名演を聴きながら、「あ、ここがシンコペーションか!」と探してみてくださいね。
おわりに
今回は、ジャズの演奏に欠かせない「シンコペーション」についてざっくり解説しました!
専門用語と聞くと難しく感じますが、要するに「リズムに変化をつけてカッコよく聴かせるテク」のことです。
次にジャズを聴くときは、ぜひリズムのアクセントや「食う」タイミングに注目してみてくださいね!


