どうも、ズワイガニです。
突然ですが、ワウ・ペダルを知っていますか?
1960年末ぐらいからマイルス・デイヴィスやウェイン・ショーターがアンプを通して音をミックスするようになりました。
その時にマイルスがよく用いていたのがワウ・ペダルです。
ワウ・ペダルってどんなもの?
で、ワウ・ペダルってなんなんやって話ですよね!
早速ですが、ワウ・ペダルとはこんなやつです!
これはあれですね、演奏中にペダルを踏むと音に変化が生まれるやつですね!
これってエレキギターで使うやつでは?とお思いかもしれません。
そうです。これ、エレキギターで使うやつです。
でも、エレキギター以外にも使えるんですね。ベースやキーボード、クラリネット、トランペットなど、様々な楽器に使われています。
ワウ・ペダルとは一体・・・
エフェクターの一種で、聴こえる音の強調される周波数帯を変えるものになります。
どういうことかって言うと、名前の通り、音を鳴らしながらペダルを踏むと「ワウワウ」鳴ります。
なので、名前の由来は多分そのままで、「ワウワウ」鳴るからだと思います(笑)
呼び方といえば、『ワウ・ペダル』の他にも『ワウ・ワウ・ペダル』って呼ばれたりします。
なんか可愛いですね!
ちなみに英語表記だと『Wah Pedal』や『Wah-wah Pedal』となります。
英語だと『ワーワー』って感じなんですね!(笑)
ワウ・ペダルを使うマイルス
ワウ・ペダルは1960年代後半にジミ・ヘンドリックスらがパイオニアとして使い始めたと言われています。
ジャズトランペッターがミュートの開閉によって音質のコントロールをしているのを元にキーボード用として開発されたのが、エレキギターにも流用されてきたことで普及したらしいです。
この頃、マイルス・デイヴィスは、妻となるR&Bシンガーのベティ・メイブリーの影響で、ジミヘンを聴き始めたり、ファッションがガラリと変わったり、いわゆるエレクトリック期のマイルスに変遷を遂げている時期でした。
そこで、マイルスが活用したのが、ワウ・ペダルでした。
ニューヨークの『フィルハーモニック・ホール』で実況録音された『イン・コンサート』では、マイルスが終始ワウ・ペダルを用いて演奏していますのを聴くことができます!
トランペットでギター的なフレーズを吹く試みが記録されたアルバムになります。
コメント