どうも、ズワイガニです。
ディズニー・ピクサーの名作映画『ファインディング・ニモ』のエンド・クレジットで流れている『ビヨンド・ザ・シー』という曲、みなさんご存知ですか?
「この曲、どこかで聴いたことある!」と思った方も多いはず。というわけで、今回はこの名曲について少し深掘りしてみました!
『ビヨンド・ザ・シー』について
『ファインディング・ニモ』が公開されたのは2003年ですね。
でも、この曲のメロディってかなり昔からあるような気がするんですが、一体どのくらい前の曲なんでしょうか・・・?

それはな・・・原曲は1943年に作られたんじゃよ。
あ!あなたは・・・!?
しったかJAZZ博士!!!(画像ちっさ〜!)


知ったかじゃ〜。
っていうか、「1943年に作られた」ってシンプルすぎるんで、もっと詳しく教えてくださいよ!

この曲はもともと、フランスの歌手シャルル・トレネが作詞作曲した曲なんじゃ。1943年に南フランスの海を列車の窓から眺めているときにメロディを思いついてな。その後、1946年にリリースされて大ヒットしたんじゃよ。ちなみに、フランス語の原曲のタイトルは『La Mer』というんじゃが、これはフランス語で「海」という意味じゃ。
本当だ!『ビヨンド・ザ・シー』と同じメロディですね!列車の窓から海を見て名曲が生まれるなんて、ロマンチックですね〜。

その後、ジャック・ローレンスという人が英語の歌詞を付けて、1959年にボビー・ダーリンが歌ったことでアメリカでも大ヒットしたのじゃ。ちなみに、原曲と英語版では歌詞の世界観が全く異なるんじゃぞ。原曲の『La Mer』は雄大な海への賛歌なんじゃが、ジャック・ローレンスが書いた英語の歌詞では、海の向こうにいる恋人を想うラヴ・ソングになっているんじゃ。
ボビー・ダーリンは俳優や歌手として活躍されていた大スターですよね!
でも、『ファインディング・ニモ』で流れていたのは、ボビー・ダーリンのヴァージョンじゃなかったような気がするんですが・・・。

そうじゃな。この曲は世界中で愛されるスタンダード・ナンバーじゃからの。本当に色々なミュージシャンがカヴァーしているのじゃ。ジャズ界隈でも、クラリネット奏者のベニー・グッドマンや、伝説のジャズ・ギタリストであるジャンゴ・ラインハルトなんかもカヴァーしておるぞ。
なるほど〜!調べてみたら、『ファインディング・ニモ』で採用されているのは、イギリスのトップスター、ロビー・ウィリアムズのヴァージョンなんですね!
ロビー・ウィリアムズは、伝説のアイドルグループ「テイク・ザット」の元メンバーで、イギリスで最も売れたソロ・シンガーの一人と言われています。バリバリのポップスターなのに、ビッグバンドをバックにこんな本格的なジャズをサラリとスウィングして歌いこなしているなんてすごいですね。
『ビヨンド・ザ・シー』は、ロビー・ウィリアムズが2001年にリリースした大ヒット・カヴァー・アルバム『Swing When You’re Winning』の最後の曲に収録されています。
映画の公開が2003年ですから、時期的に近かったこともあって、このモダンでスウィンギーなヴァージョンが採用されたんですかね!?博士!!!

ん?まあそうじゃな、知らんけど。
適当やな!さすがの知ったかぶりやでえ。
おわりに
いかがでしたか?『ファインディング・ニモ』のハッピーなエンディングにぴったりの『ビヨンド・ザ・シー』ですが、実はフランス生まれのシャンソンがルーツで、ジャズのスタンダード・ナンバーとしても愛され続けている歴史深い一曲でした!
原曲の『La Mer』や、ボビー・ダーリンのヴァージョン、そしてロビー・ウィリアムズのヴァージョンなど、それぞれ聴き比べてみると新しい発見があるかもしれませんよ。
ぜひお気に入りのアレンジを見つけてみてくださいね!


