5拍子の名曲『テイク・ファイヴ』収録!デイヴ・ブルーベックの『タイム・アウト』

JAZZあれこれ

どうも、ズワイガニです。

5拍子の名曲『テイク・ファイヴ』を収録したアルバム『タイム・アウト』を紹介します!

 

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デイヴ・ブルーベックとは

デイヴ・ブルーベック(1920年12月-2012年12月)

ウエストコースト・ジャズを代表するピアニスト。

幼少期からクラシックのピアノを学び、大学進学後はフランスから亡命してきたクラシックの巨匠、ダリウス・ミヨーに師事。

また、在学中に現代音楽を学び、最新の音楽理論とジャズとの融合を試みますが、第二次世界大戦に出兵することになり、断念しています。

帰国後、ジャズを続けるか迷っていたところ、恩師であるダリウス・ミヨーの進言により、活動を再開します。

その後、在学中にプロデビューを果たし、1959年には代表曲『テイク・ファイヴ』が大ヒットし、ウエストコースト・ジャズを代表するプレイヤーとなっていきます。

 

Time Out(タイム・アウト)

1959年にリリースしたデイヴ・ブルーベックのリーダー作。

変拍子に挑戦したアルバムです。

レコーディング・メンバーは以下になります。

  • デイヴ・ブルーベック(p)
  • ポール・デスモンド(as)
  • ユージン・ライト(b)
  • ジョー・モレロ(ds)

ポール・デスモンドはデイヴ・ブルーベックの長年のパートナーで、『テイク・ファイヴ』はポール・デスモンド作曲となっています。

 

様々なテンポの作品

このアルバムは、5拍子の『テイク・ファイヴ』をはじめ、ロンドやワルツなどもある聴いていて楽しい作品になっています。

ロンド:輪舞曲。異なる旋律を挟みながら、同じ旋律(ロンド主題)を何度も繰り返す形式。
ワルツ:3拍子の舞踊曲。円舞曲。

 

『テイク・ファイヴ』は、ユーラシア・ツアーでトルコにいるときに、ストリートで演奏されていたトルコの民族音楽に着想を得たそうです。

このアルバムは『トルコ風ブルーロンド』をはじめ、ほとんどがデイヴ・ブルーベックが作曲しています。

『テイク・ファイヴ』の作曲はポール・デスモンドになっていますが、デイヴ・ブルーベックも作曲に関わっているかもしれませんね。

『テイク・ファイヴ』のリズムは、「1・2・3/4・5」という感じで3対2で分けてカウントすると掴めると思います。ぜひ聴いてみてください。

 

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