どうも、ズワイガニです。
わたくし、リコーダーを持っているんですよ。
リコーダーの穴を全部押さえた時の「ド」の音が鳴るか怪しいぐらいの実力で、小学生に教わりたいくらいなのですが、せっかくなので、今回はリコーダーに絡めて、何か記事を書こうと思ったんですね。
それで、とりあえず記事に使えるかなって思って、リコーダーの写真を撮ったんです。
そしたらですね、
なっが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いの。リコーダー。
そう、なっがいの。
縦撮りで収まらなくってびっくりしちゃった。
はい、このままでは誰の得にもならない話が続いてしまいますので、本題に参ります!
今回はリコーダーを始めたばかりの人が知っておくと良い奏法を4つ紹介する記事を書くことにしました!
その前にタンギングを覚えよう!
ということで、早速奏法を紹介していきたいところなのですが、これから紹介する奏法を行うためには欠かせないの技術があるんです。それがタンギングと呼ばれる技法です。
タンギングとは、連続して音を出すときにメリハリを付けるものだと思っていただければ良いのではないでしょうか。
具体的にリコーダーを吹いたときのイメージをしてみましょう。
タンギングをせずに吹くと音は「ターーーターーー」となるんですね。続けて音を出しただけなので。それをタンギングを駆使すると「ターーーッターーー」というように明確な区切りが入るわけです。
明確な区切りを入れられるようにできるということは、「タッタッタ」と短く音を刻んだり、マクドナルドの「タラッタッタッタ〜」といった小気味良い演奏ができるようになるのです。
タンギングは、文字通り舌(tongue)を使う技法です。リコーダーに息を吹き込むときに、舌の動きで息を出したり止めたりするテクニックです。それにより音の出だしをクリアにしたり、音と音の間に適度な切れ目を作ったりします。
タンギングの基本は、リコーダーをくわえた状態で、声に出さずに「トゥ」と発音します。そうすることで、音を出す直前に舌で息を瞬時に区切ることができます。
タンギングってニュアンスでしか教えられないので、私も最初どうやるのかよく分からなかったのですが、あるとき何となくコツが分かってきてできるようになりました。
アーティキュレーション4選
それでは、先ほどのタンギングを駆使して、基本的な奏法を覚えていきましょう。
ここでは、その奏法のことをアーティキュレーションと呼んでいますが、アーティキュレーションとは、音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけるための方法のことを言います。
これらを使用することで曲をより鮮やかに表現できるようになりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ノン・レガート奏法
まずは、ノン・レガート奏法ですね。これは一つ一つの音符の間に、わずかな休符を入れるというものなんですけども。ナチュラルに音と音の間に小さな隙間を作ることで、個々の音が独立して聴こえるようにする奏法ですね。
楽譜には、音符以外に特に何も書かれていないときは、この奏法で演奏します。特に指示がなければ、ノン・レガート奏法になるよってことですね。
レガート奏法
レガート奏法は、音と音を滑らかにつなげて演奏する奏法です。音の間に明確な区切りを作らず、息を途切れさせずに吹きます。タンギングを使わず、音を自然につなげることで、優雅でなめらかな響きを作り出します。
楽譜には、スラーでレガート奏法を行う区間を指定します。スラーとは、音符の上に虹がかかっていたり、音符の下に笑顔の口があるみたいなやつですね。スラーの始めの音でタンギングをして、スラーのかかっている部分をタンギングせずに一息で吹くんです。
ポルタート奏法
ポルタート奏法は、音を一つ一つはっきりと発音しながらも、音と音をなめらかにつなげる奏法です。ポルタートは、イタリア語で「運ぶ」という意味を持ち、音を次へと丁寧に運ぶように演奏することを指します。
楽譜には、テヌートの記号が付いています。テヌートとは、各音を十分に伸ばして演奏する記号です。音符の上か下にUNOの6と9のカードを区別するみたいな線が付いているときはテヌートです。
スタッカート奏法
スタッカート奏法は、音を短く切り離して演奏する奏法です。スタッカートは、イタリア語で「切り離す」や「分離する」を意味していて、音をはっきりと区切りながら、リズム感のある演奏を作り出すために使われます。音の持続時間を短くし、間にわずかな空白を作ることで、軽やかで跳ねるような効果が得られます。
楽譜には、テヌートのときみたいに、音符の上か下に記号が付いているんですけど、スタッカートのときには点が付いています。点です。
おわりに
今回はリコーダーを始めたばかりの人が知っておくと良い奏法を4つ紹介しました。
あえて楽譜に表記される記号のイラスト画像は載せませんでした。多分記事中の適当な表現で分かると思いますので、見つけたときに「これのことだ!」って思っていただけると思います(笑)
け、決して画像を作るのが面倒だったからじゃないんだからねっ!!!
コメント