お正月に流れる箏曲の、あの定番のBGMってなんていう曲?

趣味あれこれ

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

・・・。

 

あ、挨拶でお腹いっぱいになるところでした。どうも、ズワイガニです。

お正月のテレビ番組などで必ず流れるあの曲ってなんでしたっけ?箏(こと)と尺八の曲なんですけど・・・。

え〜と、まず箏が「ちゃん・ちゃちゃちゃちゃちゃちゃん・・・ちゃん・ちゃちゃちゃちゃちゃちゃん・・・」って

そしたら尺八が「ふお〜〜〜」って入ってくるんですけど

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その曲、『春の海』と言います。

『春の海』は、箏と尺八の二重奏曲です。作曲者は宮城道雄(みやぎ みちお)で、1929年(昭和4年)に作られました。春の瀬戸内海をイメージして作られたと言われており、波の穏やかな動きや、春特有の優しい風景を音楽で表現しています。

宮城道雄は、日本の近代邦楽の発展に大きく寄与した作曲家であり、箏や三味線の演奏者でもありました。幼いころに失明しましたが、それを乗り越え、数多くの名曲を生み出しました。

『春の海』は、正月や新春を象徴する音楽の定番曲となっています。特に、年始に琴や尺八で演奏されることが多く、テレビ番組やコンサートでもおなじみ中のおなじみです。そのため、この曲は「日本のお正月」を象徴する楽曲として、私たちの心に刻まれているのではないでしょうか。

『春の海』のジャズ・アレンジあります。

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ(EJT)というバンドが『春の海』をジャズ・アレンジしています。

ヨーロピアン・ジャズ・トリオとは

ヨーロピアン・ジャズ・トリオは、ヨーロッパを拠点に活動するピアノ・トリオです。1990年代初頭に結成され、ジャズのスタンダードはもちろん、クラシックやポップス、映画音楽、さらには日本の歌謡曲にまでジャズのエッセンスを吹き込み、その幅広いレパートリーで多くのリスナーを魅了してきました。

ヨーロピアン・ジャズ・トリオの『春の海』

ヨーロピアン・ジャズ・トリオの演奏する『春の海』は、ピアノの流麗な旋律とリズム・セクションの繊細なコンピングが一体となり、伝統とモダンが美しく融合した作品で、原曲の持つ静けさや神秘的な雰囲気を尊重しつつ、彼ら独自の解釈を加えたものとなっています。

『春の海』が収録されているアルバムは『PRAY SPRING SEA』

『春の海』が収録されているヨーロピアン・ジャズ・トリオのアルバムは2012年にリリースされた『PRAY SPRING SEA』になります。

このアルバムでは他にも、クラシックの『アルハンブラの思い出』やヴィヴァルディ『冬』など、さまざまなジャンルの楽曲をジャズ・アレンジして、このバンドならではの世界観で表現しています。

おわりに

ということで、新年最初の記事は、お正月の定番曲『春の海』を取り上げてみました。

「この曲、タイトルからしてめっちゃ春の曲じゃん」って思った方!私も「正月のために作られた曲じゃなかったんか〜!」って曲名を見て最初に思いました(笑)そういう定着の仕方ってありますよね。この曲も正月の音楽としてベスト・マッチング〜(エド・はるみ風)していたので定着したんでしょうね。

今年もしろうとJAZZを何卒よろしくよろしくじゃあ(ぺこり)みんなでハッピーな一年にするぞい!

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