どうも、ズワイガニです。
今回は、ジャズのスタンダード曲、『キラー・ジョー』という楽曲を取り上げてみたいと思います。
なんでって?それは曲名がカッコいいからに決まっているでしょ!
ズワイガニ
にわかジャズファン。この記事のライター。カニ科。カニ科?
しったかJAZZ博士
しったかジャズファン。このブログの解説役。ヒト科。
【4コマ漫画】Killer Joe
『キラー・ジョー』はどんな曲?
『キラー・ジョー(Killer Joe)』は、サックス奏者のベニー・ゴルソンが作曲して、共同リーダーを務めるアート・ファーマーとのバンド、ジャズテットによって初めて演奏された楽曲ですね。
1960年のアルバム『Meet the Jazztet』に収録された楽曲じゃな。
この曲は、ミディアム・テンポで、シンプルでグルーヴ感のあるキャッチーなメロディが特徴ですよね。
スタンダード曲として人気のある楽曲じゃな。中でも、ジャズのアンサンブルの定番曲としても演奏される機会が多い楽曲なんじゃよ。
『キラー・ジョー』の名前の由来は?
『キラー・ジョー』のタイトルは、本当に厨二病みたいな付け方だったんですかね?(笑)
まあ、概ねそうなんじゃないか?知らんけど。ただ、ベニー・ゴルソンがフィラデルフィアのジャズ・シーンで出会った、印象的な人物の名前から取ったとも言われておるぞ。その人物のユーモアや存在感に触発されて、楽曲に命名したそうなんじゃ。ベニー・ゴルソンは、聴き手と演奏者の間に親近感をもたらすことを意識して、このようなキャッチーなタイトルをつけることが多いそうじゃよ。
なるほど〜!適当さが良い塩梅なんですね!(笑)
ジャズテットとは
この曲を演奏しているジャズテット(The Jazztet)はどんなバンドなんですか?
ジャズテットは、1959年にベニー・ゴルソンとトランペット奏者のアート・ファーマーによって結成されたバンドじゃあ。このバンドは、モダン・ジャズの中でも洗練されたアンサンブルを特徴としつつ、アート・ファーマーのリリシズムを兼ね備えた演奏スタイルとベニー・ゴルソンの作曲やアレンジによって独自のサウンドを確立して人気を博したんじゃ。
『キラー・ジョー』が収録されたアルバムは、バンドとしてのデビュー・アルバムだったんですよね?
そうじゃな、ジャズテットのデビュー・アルバム『Meet the Jazztet』は、『キラー・ジョー』の他にも『I Remember Clifford』などのベニー・ゴルソンの名曲が収録されておるぞ。ベニー・ゴルソンのハーモニーに基づいたアレンジと、アート・ファーマーの柔らかくメロディックな演奏が高く評価された名盤じゃあ。
『キラー・ジョー』のタイトルに遊び心があったりして、俄然ジャズテットに興味が湧いてきました!このアルバムは、絶対聴かないとですね!
4コマ作者
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商業誌での受賞経験あり。
約1年間Web連載の漫画原作(ネーム担当)経験あり。
2019年よりフリーで活動中。
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