ソルフェージュとは?初心者のための音楽トレーニング入門【用語かんたん解説】

座学あれこれ

どうも、ズワイガニです。

ソルフェージュという音楽用語があるんですけど、この用語を私ぐらいのレベルの初心者が聞いても「ソルフェージュってカッコイイ響きやなあ」ぐらいしか思わないっすよね。ん?

「ソルフェージュって、結局何をするものなの?」
「音楽に詳しくない人にも関係あるの?」

そんな素朴な疑問を出発点に、ソルフェージュとは何か?どんなことをやるのか?そして何のためにやるのか? を、音楽初心者の方にもわかりやすく紹介していきます!

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ソルフェージュとは?

ソルフェージュとは、音楽を正しく「聴く」「読む」「歌う」ためのトレーニングのことです。もともとはフランス語で、日本では音楽教育の基礎科目としてもよく知られています。

ソルフェージュを学ぶことで楽譜を読んだり、音程やリズムを正確に理解したり、自分の耳で音楽を聴き分けたりする力が身につきます。

なぜソルフェージュが大切なの?

実際、ソルフェージュを行う目的ってなんなのでしょうか?

たとえば、こんな悩みはありませんか?

  • 楽器を始めたけど、譜面を読むのが苦手…
  • 合唱やバンドで音が取れない…
  • 即興や作曲がうまくできない…

こういう悩みの多くは、以下のスキルを向上することで解決することが多いですよね。

  • 楽譜を読めること
  • 正しい音程を取れること
  • リズムを感じ取って再現できること

これはスポーツでいうと「走る・投げる・跳ぶ」みたいなもので、どんな楽器・ジャンルにも共通する基礎スキルです。

つまり、ソルフェージュとは、音楽の基礎スキルを鍛えるトレーニングなんです。

基礎スキルが上がれば、難しい曲でも理解が早くなりますし、他の人とのアンサンブル(合奏)もスムーズになります。

また、作曲やアレンジをするうえでも「思い浮かんだメロディを音符にする」「他の楽器との響きをイメージする」といった能力が必要になりますが、ソルフェージュの力があると、そうした作業もグッと楽になるそうです。

つまり、ソルフェージュは音楽を読む力音楽を聴く力を鍛えてくれる、地味だけど超大事なトレーニングなんですね。

どんなことをやるの?

ソルフェージュは、基礎スキルを鍛えるトレーニングとお伝えしました。

そのために、主に以下のような練習が行われます。

視唱(ししょう)

楽譜を見て、ドレミで歌う練習です。ピアノなどの助けなしに、譜面通りに歌えるようにする力を養います。

リズム練習

書かれたリズムを手拍子したり、声で表現したりして、正しくタイミングをとれるようにします。

聴音(ちょうおん)

ピアノなどで鳴ったメロディを耳で聴いて楽譜に書き取る練習です。音感を鍛えるのにとても役立ちます。

初見(しょけん)演奏・初見歌

初めて見る楽譜をその場で歌ったり演奏したりする力を鍛えます。楽譜に強くなれるトレーニングです。

おわりに

ソルフェージュは、音楽をより深く、より自由に楽しむための音楽の世界の語学学習のようなものです。最初は難しく感じるかもしれませんが、日々少しずつ取り組むことで確実に力になる練習方法です。

楽譜が読めるようになり、耳で正確に音を聴き取れるようになると、演奏も歌もグッと楽しくなるんでしょうな〜!

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