どうも、ズワイガニです。
今回はスウィング・ジャズに欠かせない楽器、クラリネットについて紹介します!
クラリネットってどんな楽器?
サックスと同様にリードを振動源として音を出す木管楽器です。
スウィング・ジャズ以前には欠かせない中心的な楽器でしたが、音のアタック感が弱いためかモダン・ジャズ以降はやや影が薄くなってしまいました。
音のアタック感は弱いですが、明瞭で滑らかな上品さのある音色であるのが特徴です。
ジャズ・クラリネットといえば、やはりベニー・グッドマンが一番に挙がるのではないでしょうか。
1938年にカーネギー・ホールで初めてジャズ・コンサートを行い、“スウィングの王様”と称されるまでに至りました。
↓代表曲『シング・シング・シング』のカーネギー・ホールでのライブ録音です。
クラリネット奏者の一例
クラリネット奏者のすごい人たちの一例を挙げていきたいと思います。
クラリネットの有名な奏者
ベニー・グッドマン:スウィング・ジャズの代表的存在。
ジョニー・ドッズ:ジャズ・クラリネット奏者の第一人者。ニューオーリンズ・ジャズ期に活躍。
バディ・デフランコ:スウィング・ジャズからモダン・ジャズ期以降も活躍。
最後にバディ・デフランコの名盤紹介
最後に、バディ・デフランコの名盤を紹介して終わります。
『Cooking The Blues & Sweet & Lovely(クッキング・ザ・ブルース & スウィート&ラブリー)』
当時は別々で発売された『Cooking The Blues』と『Sweet & Lovely』が一枚にまとめられたアルバム。
メンバーは、バディ・デフランコ(クラリネット) ソニー・クラーク(ピアノ) タル・ファーロウ(ギター) ジーン・ライト(ベース) ボビー・ホワイト(ドラムス)。
ソニー・クラーク・トリオにタル・ファーロウを加えた西海岸屈指のリズム・セクションです。
クラークはオルガンも演奏していたりします。
モダン・ジャズのクラリネット奏法を確立したデフランコの演奏を聴いてみてください。
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