どうも、ズワイガニです。
早速ですが、オレオって曲を知っていますか?
ジャズ・スタンダードな曲でオレオっていう美味しそうな名前の曲があるんですって!
今回は、そんな甘い味がするかもしれない!?オレオを紹介したいと思います!
オレオって誰が作ったの?
オレオは1912年にナショナルビスケットという会社が販売した真っ白なクリームを円形のクッキーでサンドした商品!ナショナルビスケット社は現在はナビスコらしいです!
なんと1908年に販売を開始していたサンシャインビスケット社のハイドロックスクッキーの模倣品だったんですって!びっくりですよね!
ってお菓子の方のオレオの説明やないかーい!
甘いお菓子が大好きなのでオレオって聞くとつい・・・。
そもそもジャズ・スタンダードのオレオはすでに販売こそされておったが、お菓子のオレオが由来じゃあないぞい。
え?その声は・・・!?
しったかJAZZ博士!!!(画質粗っ)
知ったかじゃ〜。
っていうかお菓子のオレオが由来じゃないって、お腹が空いているのにどうしてそういうこと言うんですか!?
綴りをよく見てみるんじゃ。
Spell(綴り)・・・?
あ、、、英語表記だと綴りが違う!!!
ジャズのオレオ・・・OLEO
オレオのレが”R”と”L”で、英語だと全然違うじゃないっすか!
では、オレオ(OLEO)の意味って?
マーガリンじゃな。元々オランダ語で『油』という意味じゃったが、なんやかんやあってマーガリンという意味になったんじゃ。
で、なぜ曲名にオレオが採用されたかは知らん。
な、なるほど・・・。
さすがの知ったかぶりやでえ。
オレオって誰が作ったの?その2
それで、結局オレオって誰が作ったんですか?
ソニー・ロリンズじゃ。
ソニー・ロリンズってあのテナー・サックス奏者の?
そうじゃ。
名盤と言われるアルバム『サキソフォン・コロッサス』の?
そうじゃ。
3回くらい雲隠れしている?
そうじゃ。(そろそろしつこいの・・・。)
1963年に来日した時モヒカンにしてきたあのソニー・ロリンズ?
その情報はブルー・ジャイアントで知ったにわか知識じゃろ!
チッ、バレたか。
オレオはガーシュインの『I Got Rhythm』と同じコード進行なんじゃ。
『I Got Rhythm』と同じコード進行で作曲する手法をリズム・チェンジというんじゃよ。『I Got Rhythm Chord Changes』が省略されてそう呼ばれるようになったそうじゃ。
あ、この曲知ってる!
ガーシュインといえばこの曲も有名じゃぞ。
知ってる!『のだめカンタービレ』のやつですね。
オレオといえばマイルス
オレオといえば、マイルス・デイヴィスの『バグズ・グルーヴ』のアルバムに入っていますよね。
そうじゃな。この演奏では、ソニー・ロリンズ自身がサイドマンとして録音に参加しておるんじゃ。
のちに、マイルスは自身のバンドでも録音しておっての、それは『リラクシン』というアルバムに収録されておるぞ。
『リラクシン』はプレスティッジとの契約を終わらせるために実質2日間で4枚のアルバムをレコーディングした時の一枚ですね!
ってことは、同じマイルス作品でも、こっちではジョン・コルトレーン(ts)バージョンが聴けますね。
最初のクインテットでマイルスはソニー・ロリンズをバンドのメンバーに入れる心積もりだったようですが、結局ジョン・コルトレーンがマイルス・バンドに加入し、ロリンズはクリフォード・ブラウンとマックス・ローチのクインテットに加入しています。
ロリンズは休養明けで誰にも住所を教えていなかったためか、マイルスからのコンタクトはなかったようです。
もし、ロリンズがマイルスのバンドに加わっていればジャズの歴史が変わっていたかもしれませんね!
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