ジャズって一体なんだろう・・・?
そもそもジャズって?
そもそもジャズって?A面
どうも、ズワイガニです。
今回はそもそもジャズってなんなの?っていうお話でした。
テーマと即興演奏、スウィング感が明確な分かりやすいフォーマットだったら良いんですけど、フュージョンとかジャズなのかよく分からないし、そもそも色々なジャンルを取り入れてきた音楽がジャズなので、境界線とか曖昧なんじゃないですかね。
分かりやすいフォーマットというと、例えば、ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』という曲があるんですね。
ジャケットがイケてるやつじゃな。
その曲を聴くと、始めにテーマとなるメロディが流れて、次にもう一度テーマが流れるんですけど、今度はメロディの代わりに即興演奏をしていきます。ピアノ→トランペット→アルト・サックス→ピアノ→ベースの順に各パートで即興演奏のリレーをしていき、最後にテーマのメロディを演奏してフィニッシュするんです。
テーマ→即興演奏→テーマという構成なので、分かりやすくないですか?
こういうのが我々初心者には聴きやすいんですよねえ(笑)
エレクトリック・マイルスも「俺の音楽はジャズじゃねえ」って言っているし、ジャズってよく分からないですよね(笑)
そりゃ、わしも赤いふんどしで駆け回りまさあ。
そもそもジャズって?B面
ジャズは幅広いスタイルと表現方法によって、常に進化し続けている音楽ジャンルだと言えるでしょう。
ジャズの起源は、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ南部(特にニューオーリンズ)で誕生したと言われています。
アフリカ系アメリカ人のコミュニティから発展したこの音楽は、ブルース、ラグタイム、ゴスペルなど多くの音楽スタイルを取り入れながら成長しました。
そこから様々なスタイルに進化してきました。
1920年代の「ディキシーランド・ジャズ」から始まり、1930年代の「スウィング・ジャズ」、1940年代の「ビ・バップ」、そして1950年代の「クール・ジャズ」や「ハード・バップ」など、各時代ごとに新しいスタイルが生まれてきました。
1960年代には「フリー・ジャズ」が登場し、従来の音楽理論に縛られない自由な表現が追求されました。さらに、1970年代には「フュージョン」が登場し、ロックやファンクなど他のジャンルとの融合が進みました。
これらのスタイルの多様性こそが、ジャズの持つ豊かな表現力を物語っています。
では、ジャズの特徴とはなんなのでしょうか?
ジャズの最大の特徴は「即興演奏」です。
即興演奏とは、ミュージシャンがその場で感じたままに音楽を創り出す技術であり、これによって同じ曲でも毎回異なる表現が生まれます。これがジャズの魅力の一つであり、聴衆を飽きさせない理由でもあります。
もう一つの特徴は「スウィング感」です。
スウィングとは、リズムの揺れや弾みを指し、ジャズのリズムセクションが生み出す独特のグルーヴ感です。これによって、ジャズは独自のノリを持っています。
ということでジャズは一体なんなんだっていう話ですが、いろんなスタイルが存在する独特なノリと時に即興演奏で臨場感を楽しませてくれる音楽ジャンルということになります(笑)
まとめがお雑のようで。ありがとうございました。
4コマ作者
502
商業誌での受賞経験あり。
約1年間Web連載の漫画原作(ネーム担当)経験あり。
2019年よりフリーで活動中。
Xはこちら
コメント