フロント・セクション、リズム・セクションとは?【ジャズ用語解説】

JAZZあれこれ

どうも、ズワイガニです。

ジャズ本を読んでいると、フロント・セクションとかリズム・セクションというワードが出てくることがよくありますが、初見じゃなんとなくしか分からなく無いですか?

今回は、フロント・セクション、リズム・セクションの一般的な定義みたいなものがあるようなので紹介します!

 

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フロント・セクション

トランペットやサックスなどのテーマのメロディやアドリブ・ソロを担当する主にホーン・パートのことをフロント・セクションと呼びます。

フロント陣と呼んだりもします。

 

リズム・セクション

アドリブ・ソロもしますが、伴奏を行うベースやドラムスはリズム・セクションと呼ばれます。

ピアノやギターはテーマのメロディと伴奏の両方ができますが、伴奏に加わるってことで通常はリズム・セクションの扱いになっています。

また、リズム隊というワードもよく使われますが、通常はベースとドラムスのコンビを指すようですので、リズム・セクションとは使い分けた方が良いかもしれません!

 

おさらい

おさらいとして、以下のアルバムを例にあげることとします。

Lee Morgan Vol.3(リー・モーガン Vol.3)

若き天才トランペッター、リー・モーガンが18歳のときに録音されたリーダー作。

全編テナー・サックスのベニー・ゴルソン作品で構成されています。

中でも『I Remember Clifford(クリフォードの想い出)』は名演で、この1曲でこのアルバムは”買い”だと言われるほど。

このアルバムのメンバーは以下になります。

  • リー・モーガン(トランペット)
  • ジジ・グライス(アルト・サックス/フルート)
  • ベニー・ゴルソン(テナー・サックス)
  • ウィントン・ケリー(ピアノ)
  • ポール・チェンバース(ベース)
  • チャーリー・パーシップ(ドラムス)

このバンドはセクステット編成(6人組)です。

ホーン楽器が3人なので、スリー・フロント・セクション

ピアノとベース、ドラムスがいるので、スリー・リズム・セクション

ということになります。

よく聞く用語ですので、覚えてみてくださいね!

 

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