どうも、ズワイガニです。
BLUE GIANT(ブルージャイアント)というジャズ漫画をご存知でしょうか?
以下のような話です!!!
主人公はバスケ部に所属する宮本 大。
中学の時、友人に連れられて見に行ったジャズの生演奏に心打たれた。
その後、たった独りでただがむしゃらにテナーサックスの練習をはじめる。(中略)
「絶対にオレは世界一のジャズプレイヤーに、なる」。
雨の日も猛暑の日も毎日毎日サックスを吹く。
初めてのステージで客に怒鳴られても。
それでも大はめちゃくちゃに、全力で吹く。(中略)
激しく変わる。激しく成長する。
ジャズに魅せられた少年が世界一のジャズプレーヤーを志す物語。出典:BLUE GIANT 公式HP ストーリー(https://bluegiant.jp/first/story/)
この記事では、ジャズを知らない人のために作中に出てくる用語をひたすら解説していきます。
BLUE GIANT【第2話 がまん坂】
大が河原で聴いているアルバム
オニ坂の話の後のシーンで、大が河原でアドリブの練習のためにアルバムを聴いています。
ジョニー・グリフィン『The Little Giant』
大「このリードも、もう限界か…」
YAMAHAのホームページによると、リードの寿命は短いそうです。
リードの寿命は短い
楽器は口元に近いものほど音への影響が大きくなるので、リードはとても重要なパーツです。寿命は、約1~2週間程度と考えてください。長期間使ったリードから新しいものに変えると、音は変わってしまいます。
出典:YAMAHA サクソフォンのしくみ『リードって、どんなパーツ?』
その後に『ひろせ楽器』にて、「これは先月と今月分の記念で…」と言って、12本の使い終わったリードを店主さんに見せるシーンがあるのですが、このシーンで一般的なペースより早くリードを消耗していっていることが分かります。
BLUE GIANT【第3話 BLUE SUNSET】
大「じゃあ…ジョンの、モーメンツ・ノーティスを…」
バイトの同僚の女の子に「有名なジャズの曲を歌ってよ」と言われ、大が歌う曲です。
ジョン・コルトレーン『Moment’s Notice』
大「デクスターのマウスピース…」
デクスター・ゴードンのマウスピースはオットーリンクのメタル(金属)だそうです。
大が見ているアルバムは以下になります。
デクスター・ゴードン『Clubhouse』
カナピー「なんつったっけ。ルイなんちゃらロング…」
ルイ・アームストロング:ニューオーリンズからやってきた彼のトランペットが現在のビッグバンド・ジャズの原型を作ったと言っても過言ではない。20世紀を代表する最高のエンターテイナーの一人。
大「ジャズには即興ってのがあってさ…」
ジャズの流れを書いた記事があるので、以下の記事を参考にしてください!
BLUE GIANT【第4話 LIKE FATHER,LIKE SON】
ひろせ楽器店主「楽譜…読めるんでしょ?」
アドリブは、コード進行に則って展開されます。
そのため、それまでの知識の蓄積や音楽理論的な裏付けが無いとできないと言われています。
ほとんどのジャズ・ミュージシャンが作曲もできるのはそういうわけだと思います。
おわりに
今回は第2〜4話までを解説しました!まだ1巻終わっていません!(笑)
もし分からないところがあればご連絡いただけると追記します!
それでは、次回もよろしくお願いします!
【ブルージャイアント】ジャズを知らない人のための用語解説シリーズはこちら↓
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