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Central Park West / ジョン・コルトレーン【朝、コーヒー、音楽】

一曲解説

朝、コーヒーを飲みながら1曲いかがでしょうか?

※このコーナーではシチュエーションに合った1曲を紹介させていただきます。

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Central Park West(セントラル・パーク・ウェスト) / ジョン・コルトレーン

1960年レコーディング、1964年リリース、『Coltrane’s Sound』に収録
ジョン・コルトレーン(ts)
マッコイ・タイナー(p)
スティーヴ・デイヴィス(b)
エルヴィン・ジョーンズ(ds)


ジョン・コルトレーンが1960年に自身のレギュラー・カルテットを結成し、最初に行われたレコーディング・セッションで生まれた作品ですね。

この時の録音は、わずか数日の間にアルバム数枚分の曲を一気に演奏してしまう、いわゆる「マラソン・セッション」と呼ばれるものでした。ここで録音された大量の音源は、のちにジャズ史に残る大名盤『マイ・フェイヴァリット・シングス』、『ジョン・コルトレーン・プレイズ・ザ・ブルース』、そしてこの『コルトレーン・サウンド』の3枚のアルバムに振り分けられています。

大量に録音された熱気あふれるセッションの中で、『コルトレーン・サウンド』の2曲目に収録されているのがこの『Central Park West』です。アルバムの中でもホッと一息つけるような、オアシス的な存在なんですよね。

実はこちらの楽曲、コルトレーンの代名詞でもある力強い「テナー・サックス」ではなく、「ソプラノ・サックス」が使われているのが大きな特徴です。テナーの野太いイメージとは打って変わって、ソプラノ・サックスの優しく透き通るような音色が、朝の空気にスーッと溶け込んでいきます。

また、少しだけマニアックな話をすると、この曲のコード進行はコルトレーン特有の非常に複雑な理論で作られています。でも、そんな難しい理屈を一切感じさせないほど、ただただ美しく、心が洗われるようなメロディに仕上がっているのがコルトレーンの凄いところなんですよね・・・!

まさにタイトル通り、ニューヨークのセントラルパークで清々しい朝の散歩をしているかのような気分にさせてくれる名バラードです。

(P.N. ズワイガニ)

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