カウボーイビバップのOP曲『Tank!』とは?演奏しているシートベルツってどんなバンド?

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どうも、ズワイガニです。

『カウボーイビバップ』というアニメを知っていますか?

サンライズが制作したオリジナル・アニメなんですけど、テーマ・ソングがめっちゃカッコいいんですよ。

今回は、『カウボーイビバップ』のテーマ・ソング『Tank!』を紹介します!

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カウボーイビバップとは

『カウボーイビバップ』は、1998年に放送されたサイバー・パンク的なSFアニメで、宇宙を舞台にした賞金稼ぎたちの物語です。リドリー・スコット監督の映画『ブレード・ランナー』的なスタイリッシュな世界観と、音楽を重要な要素として取り入れた独特の演出でファンが多い作品です。

主人公スパイクは山寺宏一、相棒のジェットは石塚運昇、ヒロインは林原めぐみとワクワクする声優陣ですね。

『カウボーイビバップ』は、ジャンルを超えた多様な音楽スタイルを取り入れており、各エピソードのサブタイトルは「Session」を頭に付けてカウントされています。

例えば第1話は「Session #1 アステロイド・ブルース」といった感じで、何かしらの音楽的な関連性を持っていて、世界観を作り上げる大事な要素となっています。

テーマ・ソング『Tank!』

『Tank!』は、オープニング・テーマとして使われているビッグ・バンドの楽曲です。作曲を手がけたのは菅野よう子で、彼女が率いるバンド、シートベルツ(THE SEATBELTS)が演奏を担当しています。

菅野よう子は、幅広いジャンルで活躍する作曲家です。アニメでは、他にも『マクロスF(フロンティア)』の楽曲を手がけたことで有名です。

『カウボーイビバップ』では、一部の楽曲を除き、サウンド・トラックのほとんどを彼女が作曲しています。

中でも『Tank!』は、テーマ・ソングだけあって特に素晴らしいですね。疾走感あふれるビッグ・バンドのリズムが、作品のハード・ボイルドな世界観を象徴しています。

曲中になんか喋っていますけど、唯一聞き取れる「3, 2, 1, Let’s jam!」というフレーズがかっこいいんですよね(笑)

シートベルツとは

シートベルツは、菅野よう子がジャズやブルースを中心とした楽曲を演奏するために結成したバンドです。

ちなみに、バンド名のシートベルツは、タクシーの「シートベルトをお締めください」という注意書きから思いついたらしいです(笑)

シートベルツのメンバーには、菅野よう子のレコーディング常連である今堀恒雄(ギター)、渡辺等(ベース)、佐野康夫(ドラム)、三沢またろう(パーカッション)、本田雅人(サックス)といったミュージシャンたちが参加しています。

楽曲の特徴

『Tank!』は、ビッグ・バンドの特徴を最大限に生かした楽曲です。冒頭からサックスやトランペットの強烈なリフが炸裂し、リズム・セクションがそのエネルギーを支えています。ジャズの即興的なソロ・パートも取り入れられており、一曲を通してめちゃくちゃカッコいいです。

曲の最後にマシンガンのようなシングル・タンギングがあるんですが、「あれは昔だから出来た」とサックス奏者の本田雅人さんもYoutubeの動画で語っていました。本田さんも今は還暦すぎていますからね。

おわりに

『Tank!』は、アニメ音楽史に残る名曲ですね。グッズ売上を見込めない作品だからとサウンド・トラックに力を入れた結果、インストゥルメンタルな楽曲がテーマ・ソングになるの素敵。

まだ聴いたことがないという方はぜひ聴いてみてくださいね!

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