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ジャズ・バンドのコンボ編成人数の呼び方について

JAZZあれこれ

どうも、ズワイガニです。

今回はジャズ・バンドのコンボ編成人数による呼び方を紹介します!

 

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バンド編成人数の呼び方について

ジャズバンドの編成人数を語るときは、カッコよく英語で呼ぶことが多いです。

トランペット、テナーサックス、ベース、ドラムの4人組!とかダサいですもんね!(笑)

それでは、編成人数の呼び方なんですが、3人組まではなんとなく聞いたことがあると思います!

1人のときはソロ、2人のときはデュオ。3人のときはトリオ。

問題はここからなんですよね。。。

私は学生時代サッカーをやっていたので、ブラジルの『黄金のカルテット』と呼ばれるトニーニョ・セレーゾ、ファルカン、ソクラテス、ジーコのビデオを部活でよく観ていました(笑)

なので、4人のときはカルテットだと認識しています。

そして、ジャズを聴いているとよく出てくるのが、クインテット!

クインテットなんて普通に生活していて聞いたことがない!(笑)

クインテットは5人組のことなんですよ〜!

それ以降はマジで聞いたことの無い単語を紹介していく無の時間になってしまうので、以下のようにまとめてみました!

編成人数.編成名(英語表記)

  1. ソロ(Solo)
  2. デュオ(Duo)
  3. トリオ(Trio)
  4. カルテット(Quartet)
  5. クインテット(Quintet)
  6. セクステット(Sextet)
  7. セプテット(Septet)
  8. オクテット(Octet)
  9. ノテット(Notet)

せっかくなんで覚えてみてくださいね!

 

コンボ編成でノネットといえば

コンボ編成におけるノネットのような大所帯のバンドといえば、マイルス・デイヴィス・ノネット(九重奏団)があります。

1948年、チャーリー・パーカー・クインテットに所属していたマイルス・デイヴィスは自身のバンドを作ることを決意し、その後マイルス・デイヴィス・ノネットを結成しました。

しかしその活動は、同年9月にニューヨーク・ブロードウェイにあるロイヤル・ルーストに出演、その他はクリーク・クラブに出演しただけでした。

その後、レコーディングのために再結成され、1949年-1950年にかけて3回のセッションで録音が行われました。

この時の録音が『クールの誕生』というタイトルで発売され、ウエスト・コースト・ジャズに大きく影響を与えることになります。

クールというのは、レコード会社が名付けたことですが、マイルス自身は「あまり刺激しないソフト・サウンドのことを指しているのだと思う」とインタビューで答えています。

ちなみに、作曲も行ったトランペット兼バリトン・サックスのジェリー・マラガンはクール・ジャズについて「音色と共にリズムの問題だと思う(ビハインド・ザ・ビートでリズムをだらけさせずにスイングするような)」と語っています。

ともあれ、歴史的な名セッションとして名高いマイルス初期の代表作で、ビル・エヴァンス、ジェリー・マラガン、ジョン・ルイスら編曲者が作り上げた編曲を、マイルスがまとめあげてビバップと異なる音楽性を表現した『Birth of the Cool』をぜひ聴いてみてください!

 

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